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「レンタル」と言うと最近になって広く認知された感がありますが、だいぶ昔から商売自体はあったようです。
レンタルビデオ、レンタルルーム、レンタルブティック・・・と確かに直接的には欧米から導入されたものですが、これと似たようなレンタル商売が江戸時代の日本にはありました。
たとえばレンタルビデオは貸本屋。レンタカーは借御座船。レンタルルームは借座敷。レンタルブティックは損料屋。・・・ |
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およそ現代の私たちが考えつく商売は、ほとんど江戸時代の商売人たちがやっていたんですねぇ。
当時の貸本屋さんは今のレンタルビデオショップに負けないくらい、いやそれ以上に繁盛していたようです。本を売ったり貸したりした絵草紙売りの姿は、浮世絵にも描かれているくらいですから。
また「損料」という言葉は夏目漱石の『三四郎』の中にも出てくるほどですから損料屋はけっこう長い間、庶民のレンタルショップとしてあったのです。 |
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